山口レディスクリニック子宮頚がん予防ワクチン

子宮頸がん治療のワクチンについて


※9月5日従来のワクチン「サーバリックス」に加え、 9月15日より「ガーダシル」も助成の対象となります。 くわしくは神戸市ホームページでご確認下さい。 ⇒ 『神戸市ホームページ』


新ワクチン ガーダシル


ガーダシルは子宮頸がんの予防以外にも、性感染症(尖圭コンジローマ)の感染を防ぐ効果があります

HPVは100~200種類あって人間の皮膚と粘膜にほとんどいつもいる、ごくありふれたウィルスです。HPVのうち15種類がハイリスクグループと言われ、子宮頸がんを起こすとされています。

ガーダシル

日本では、毎年10,000人もの女性が新たに子宮頸がんにかかっており、特に20~30代の若い女性に子宮頸がんが急増しています。
 また、尖圭せんけいコンジローマは15~29歳の若年女性に多く発症し、再発をくり返します。
 ガーダシルはHPV16型18型と尖圭コンジローマ6型11型の感染をほぼ
100%防ぐことができるワクチンです。

 

ガーダシルは初回接種、初回から2ヵ月後、初回接種から6ヵ月後の3回接種することで、十分な予防効果が得られるため、きちんと最後まで接種することが重要です。

ガーダシルグラフ

4価HPVワクチン
ガーダシルで予防できる疾患

1. 子宮頚がん

2. 子宮頸部の前癌病変や異形細胞病変

3. 尖圭コンジローマ

4. 膣外陰上皮内腫瘍

5. 妊娠中の尖圭コンジローマの母子感染(母子感染により、こどもが再発性呼吸器乳頭腺腫になる事)


尖圭せんけいコンジローマとは?■


●原因
ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)
HPVには子宮頸ガンを引き起こすリスクの高いものもある
●女性の症状
潜伏期間(約3ヶ月)
外陰部・膣壁・子宮の口元にニワトリのトサカ状のイボ
新生児への産道感染・肺炎 喉にイボ
痛みやかゆみはあまりない
●男性の症状
潜伏期間(約3ヶ月)
症状が出ない場合が多い
亀頭・陰のうにイボ
●治療
軟膏 外科的切除 凍結治療



尖圭コンジローマ写真


大きくなるとカリフラワーやニワトリのトサカのような状態になることもあります。再発しやすく、完全に治すことが難しいと言われています。

怖いのは、妊娠中の尖圭コンジローマが母子感染を起こすこと。
こどもが再発性呼吸器乳頭腫症(RRP)になることがあります。

妊娠している女性が尖圭コンジローマを発症していると、出産するときに産道で赤ちゃんにHPVが感染してしまう可能性があります。
腟内にコンジローマが多発している場合や非常に大きなコンジローマでは帝王切開が必要になることがあります
また、生まれてきた赤ちゃんがHPVに感染した場合、ごくまれですが再発性呼吸器乳頭腫症(RRP)を発症してしまうことがあります。
この場合、一生を通して声がかれたり、イボが大きくなることで呼吸困難になり、命にかかわることもあります。 イボを取り除くため、10回、20回と手術を繰り返すことも稀ではありません。






再発性呼吸器乳頭腫症写真

子宮頸がんを完全に防ぐためには、子宮頸がんワクチンの接種だけではなく、
定期的に子宮頸がん検診を受けて前がん病変のうちに見つけることが大切です。
ワクチン接種後も、年に1回は子宮頸がん検診を受けるようにしましょう。


<ガーダシルワクチン接種価格>

●ワクチン1回分(診察料込) 16,000円(税込)

通常は3回接種なので 16,000×3=48,000円(税込)

●ワクチン3回接種分(診察料込) まとめて払いの場合 45,000円(税込)

子宮頸ガン予防ワクチン

 ワクチン サーバリックス

01:発がん性HPV16型、18型の感染を防ぐワクチン:子宮頸がん治療

サーバリックスは、特に子宮頸がんから多く見つかるHPV16型と18型の感染をほぼ100%防ぐことができるワクチンです。

サーバリックスの予防効果は、これまでに6.4年間続くことが確認されていますが、今後も経過観察を続けることにより、さらなる延長も期待されます。


 

02:HPV16型、18型に感染する前に接種すると効果的:子宮頸がん治療

子宮頚ガンの主な原因であるHPV16型、18型に感染する前にワクチンを接種するとかなり効果的です。しかし、感染している女性と感染していない女性を含めたグループでは53%にしか効果がありません。

すなわち、既にHPV16型、18型に感染している女性にはほとんど予防効果が期待できな いこともわかっております。

その為、当院ではHPVDNAの型判定をおこなうことを原則としております。

サーバリックスに関する当院の見解は、ページ下部で詳しくご紹介しております。

03:十分な効果を得るためには3回の接種が必要:子宮頸がん治療

サーバリックスは初回接種、初回接種から1ヵ月後、初回接種から6ヵ月後の3回接種することで、十分な予防効果が得られるため、きちんと最後まで接種することが重要です。

接種スケジュール 子宮頸がん治療

<サーバリックスに関する当院の見解>

サーバリックスは、子宮頚ガンに対する予防ワクチンでヒトパピローマウィルス(HPV)16型・18型に対して有効性を持つワクチンです。

山口レディスクリニック・ゆかりレディースクリニック・英ウィメンズクリニックの3院では、海外での報告も深く分析し、この度サーバリックスの承認される数年前より、子宮頚ガンの原因であるHPV16型、18型を念頭にし、HPVのDNA型判定を定期的な細胞診(子宮の細胞を調べる検査)と併用することで行ってまいりました。

子宮頚ガン予防ワクチン(サーバリックス)のアメリカFDA(食品医療品局)臨床テストとして15~25歳の18000人を対象としたHPV16型、18型あるいはその両方に感染していない女性(HPV型判定による)は、子宮頚がんになる前の状態(子宮頸部前ガン病変)の予防について93%の有効率を示しました。

しかし、HPV16型、18型に感染していない女性群と既にかかっている女性群を合わせたグループの予防効果については53%であり、ワクチン接種前に既にHPV16型、18型に感染している女性にはほとんど予防効果が期待できないことがわかりました。

よって我々3施設では、HPV DNAの型判定を原則として行い(性交未経験の女性は不要)、積極的に子宮頚ガン予防ワクチンを行っていくべきだと考えています。今後、日本人女性も子宮頚ガンの主な原因であるHPVのことそして予防ワクチンのことを真に理解して頂ければ、子宮頚ガンという難病を自らの決心によって回避できる時代になったといえます。

<サーバリックスワクチン接種費用>

ワクチン1回分(診察料込) 18,900円(税込)
性交未経験の女性、
HPVDNA検査を1年以内に受けられている方
17,850円(1回分)
51,750円(3回分)
HPV検査セット
ワクチン3回分+HPVDNA型判定検査

57,750円(税込)