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最新の子宮頸がん検診の仕方(1)

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最新の子宮頸がん検診の仕方(1)

細胞診とHPV-DNA検査併用の必要性について

子宮頸がんの原因が高リスク型ヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染によることから、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)が開発され、子宮頸がんはすでに予防の時代となっています。
また診断技術の面では高リスク型HPVを検出できるHPV-DNA型判定という診断技術が導入され、子宮頸がん検診の仕方は変革の時期を迎えています。

HPV-DNA検査と細胞診を併用することによって、CIN2以上の高度病変の検出精度が飛躍的に向上しており、逆に、両検査とも陰性の場合は検診の間隔が延長できることから(3~5年毎)、コストは結果的に安く、診断の見落としはほとんどなくなるといえます。

既に細胞診とHPV-DNA検査の併用検診は一部の自治体の住民検診や、任意検診である人間ドッグなどで導入されていますが、今後、更なる実践的な普及が必要と考えられます。

く現実的には、以下の4つのポイントがあげられます>

  1. 細胞診の検査だけでは前がん状態では、約30%の見落としがあることから、子宮頸がん検診は細胞診とHPV-DNA検査の併用が最も適切であるといえます。
    A. 特に、不正出血と帯下(オリモノ)が常に多い自覚症状をお持ちの方
    B. 特に、簡易型のコルポスコピーで子宮頸部のびらんが深く広く出血しやすい方
  2. 高リスク型HPV-DNA型判定は、今や簡単で早く結果が分かり、型別では特に16、18、31、33、35、45、52、58型の8つのタイプが特にハイリスクであることも明らかになっています。
  3. 具体的には、この8つのHPV-DNAタイプが陽性の患者さんでは自然消失はしにくく、異形変化が3~5年単位でかなりの率で悪化、進展することもわかっており、この将来的な善悪の予想ができることについて、HPV-DNA型判定の検査は今までの検査とは異なる新しい医療概念の登上といえます。
  4. 当院とゆかりレディースクリニックとは既にHPV-DNA型判定を8000円として、細胞診と同時併用することで早期スクリーニングとし、なるべく早い時期に病理組織診断(すべての臓器における確定診断)が得られるよう最善の努力を行っております。

 

婦人科検診の新しい具体的な方法(当院において)

近年若い女性に婦人科の病気(子宮頸がん―18歳以上、乳がん―25歳以上)が増えていますので、新しい方法を用いた婦人科検診が必要です。

特に乳がんについてはその数も死亡数も急上昇しています。また、子宮頸がんについてはHPV感染のハイリスクタイプ(HPV16,18,31,33,35, 45,52, 58の8種)が原因とされています。決してピル(低量でも中量)と乳がんとも子宮がん発病とは関連ありません。

さて、当院では以下の方法で積極的に検診をしております。

  1. 子宮がん検診(細胞診)またはHPV型判定、またはその両方
  2. 卵巣がん・子宮体がん(経膣式エコー)
  3. 乳がん(乳腺エコー エラストグラフィー法)
  4. 子宮内膜症・子宮筋腫(経膣式エコー)

検診につきましては原則的に自費診療になります。       何らかの症状があれば、保険診療も可能な場合もございますので、ご来院の際には保険証を必ずお持ち下さい。

 

written by
院長 山口 幸俊

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