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最新の子宮頸がん検診の仕方(2)

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最新の子宮頸がん検診の仕方(2)

細胞診とHPV-DNA検査併用の必要性について

子宮頸がんの原因が高リスク型ヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染によることから、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)が開発され、子宮頸がんはすでに予防の時代となっています。また診断技術の面では高リスク型HPVを型別に判定できるHPV-DNA型判定という診断技術が導入され、子宮頸がん検診の仕方は変革の時期を迎えています。   HPV-DNA検査(自費2,000円)と細胞診を併用することによって、CIN2(中等度異形成)以上の高度病変の検出精度が飛躍的に向上しており、逆に、両検査とも陰性の場合は検診の間隔が延長できることから(3~5年毎)、コストは結果的に安く、診断の見落としはほとんどなくなります。既に細胞診とHPV-DNA検査の併用検診は一部の自治体の住民検診や、任意検診である人間ドッグなどで導入されていますが、更なる普及が必要です。

 

<現在の仕方では明らかに遅れている、4つのポイントをあげます。>

  1. 細胞診の検査では特に前がん(CINⅠ,Ⅱ)状態においては、40~50%の見落としがあることから、子宮頚がん検診は細胞診とHPV-DNA検査の併用が最も適切であるといえます。   特に、不正出血と帯下(オリモノ)が常に多い自覚症状をお持ちの方、簡易型のコルポスコピーで子宮頸部のびらんが深く広く出血しやすい方には重要です。
  2. 高リスク型HPV-DNA型判定は、今や3~10日で結果が分かり、型別では16、18、31、33、35、45、52、58型の8つのタイプがハイリスクであることも明らかになっています。(ワースト8)
  3. 具体的には、この8つのHPV-DNAタイプが陽性の患者さんでは自然消失はしにくく、  異形変化が3~5年単位でかなりの率で悪化、進展します。この将来的な善悪の予想ができることについて、HPV-DNA型判定の検査は今までの検査とは全く異なった新しい医療概念といえます。
  4. 当院とゆかりレディースクリニックとは既にHPV-DNA型判定を8,000円としており、先ずは、細胞診とHPV-DNA検査を併用することで早期スクリーニングとし、HPV-DNA検査が陽性とでれば、HPV-DNA型判定を行った上で、なるべく早い時期に病理組織診断(すべての臓器における確定診断)が得られるようにしております。

山口レディスクリニック ゆかりレディースクリニック

Yukitoshi Yamaguchi M.D.

written by
院長 山口 幸俊

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